無題2

   散歩道、路面がツルツルとすべる状態になっている場所。
   氷が解けてる面を選んでを歩こうとすると、
   正面から、やはり足場を選んで歩く年配のご婦人とヨチヨチあるくダックスフント。

   ノアの姿を見て、こちらへ向かうのを一瞬躊躇するのを感じられた。

          「お先にどうぞ。」

   ノアを後ろに下がらせ、そう声をかけると
   「あらあら、凛々しいお顔だけど、おとなしい子なのね…。どうもありがとう。」
   そう言いながら歩いてきた。

   聞けば「11歳」になるおばぁちゃんダックスフントだそう。

   「私達、おばあちゃんコンビなのよ。
   お散歩してからご飯食べるのが楽しみでね~」
   そう笑いながら話してくれた。



     …テレビをつければ受け入れがたい事件ばかり。
     「不安な時代」そんなイメージに脅かされる。


   当たり前といえば当たり前の、犬と人との散歩風景。
   なんて平和なんだろう。



   愛され育まれてきたと一目でわかるダックスフントと
   穏やかな笑顔のご婦人は、あたたかな空気に包まている。

   この世に生きていくことの辛さ、わずらわしさ、いとわしさ。
   そういったもの全てひっくるめて、
   私はノアとともに穏やかに年を積んでいけるだろうか。




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コメント

  1. 勘太郎 | -

    歳を重ねないと見えない事や、感じない事があるようです。自分の世界で手に歳を重ねているんでしょうね。

    私も以前はいつまでも気にしていたこともありましたが、幸か不幸か今は記憶力の低下で忘れないぞとは言えないようです。
    ある意味助かっています。



    ( 08:56 )

  2. ~Ritz~ | -

    ~勘ちゃん~  

    > 歳を重ねないと見えない事や、感じない事があるようです。自分の世界で手に歳を重ねているんでしょうね。

    おぉ。深いですなぁ。
    「どうすることもできない」感じ、っていうんでしょうかね。
    それこそ深い海をもがくような。
    時おりそんなことを感じますわ。


    > 私も以前はいつまでも気にしていたこともありましたが、幸か不幸か今は記憶力の低下で忘れないぞとは言えないようです。
    > ある意味助かっています。

    私は肝心なこと、よく忘れるので困ります...(;´Д`)
    いつも思うのですが、
    イケッチさんは「オトナ」だな~と感じます。
    オトナにしては、面白すぎるけど(爆

    ( 17:41 )

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